毛乳頭 毛母細胞 毛根鞘 毛球 毛包

薄毛・脱毛は正しい育毛剤とマッサージシャンプーで治る!20歳若く見える頭髪実現法

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毛の構造・役割~髪の生えるメカニズム02~

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所要時間 約 11分

抜け毛を気にする男性

では次に毛根の様子を詳しく覗いてみましょう。

 

”毛根”、”毛乳頭”、”毛母細胞”なる言葉は育毛剤の宣伝でよく耳にしますよね。

 

一体どうなっているのでしょうか?簡単に次のような感じです。

 

 

図は成長中の毛根を示しています。

 

皮膚に埋まっている部分全体を”毛包”と呼びます。

 

中心から生えているのが大切な大切な毛で”毛幹”と言います。

 

その根元のふくらんでいる部分が”毛球”です。

 

これらを包み込んでいるのが”毛根鞘”です。

 

この中で最も気をそそるのが”毛球”の部分です。

 

いかにも意味ありげな感じがしますが、その通りでこの部分こそ髪の毛の成長のおおもととなる部分です。

 

”毛球”はその中心が”毛乳頭”と呼ばれる部分とそのまわりの”毛母細胞”と呼ばれる部分で成り立っています(よっ!真打登場!)。

 

髪の成長はこの”毛母”が分裂を繰り返し、分化しながら上方に成長(伸びる)していきます。

 

つまり”毛母”は字の如く毛の母なのです。

 

この毛母細胞の分裂は非常に活発に行われており、体の中で最も活発な細胞分裂を繰り返しています。

 

分裂した毛母細胞は皮膚の表面にむかって移動しながら角化して、”毛幹”と”内毛根鞘”になります。

 

つまり、毛は角化した細胞が集まった死んだ組織ということになります。

 

意味分かりますか?つまり、髪は死骸という事です(う~ん、死骸がこんなにも大切だなんて…!)。

 

 

では、”毛乳頭”は何をしているのでしょうか?毛乳頭は”毛乳頭細胞”と”細胞外マトリックス”で構成されており、内部には毛細血管が発達しています。

 

先に髪は”毛母”が細胞分裂することで成長する事を述べましたが、この毛母の細胞分裂を促す役目を果たしているのが”毛乳頭”なのです。

 

つまり、毛は”毛乳頭”と”毛母”のペアで作られると考えるべきなのです。

 

イメージとしては、”毛乳頭”が”毛母”に何らかの指令を下して毛母の細胞分裂を促しているのですが、具体的にどうような仕組みで指令を下しているのかはよく分かっていないようです。

 

おそらく”毛乳頭細胞”が化学物質分泌して、それが”毛母細胞”に反応しているのだろうと考えられています。

 

この辺りの内容が解明されれば、毛の成長サイクルをコントロールできる本当の意味での発毛が可能になると考えられているようです。

 

なお、”毛母細胞”と”毛乳頭細胞”の数は人によって多少の差はあるもののほぼ一定といわれています。

 

一方、毛の太い、細いは実は”毛乳頭”の大きさによると考えられており、”毛乳頭”が小さいと細い毛に、”毛乳頭”が大きければ太い毛になると言うことです。

 

”毛乳頭”の数が人によってそう大きく変わらないという事実は我々迷える子羊達にとっては大きな希望です。

 

忘れずに!以上が”毛乳頭”と”毛母”の話です。

 

 

いずれにしても、この部分が活性化していて元気でないと毛の成長が見込めないということになります。

 

さて、”毛母”で分裂した細胞は”毛幹”になるものと、一方で分化して”内毛根鞘”となり、”毛幹”を包み込みます。

 

この”内毛根鞘”は表皮に近づくと脱落して”毛幹”が裸状態となって皮膚の外に出て行きます。

 

これではじめて、外から見て毛が生えてきた状態です。

 

表皮付近には”皮脂腺”が開口しており、ここから”脂”が供給されます(脂登場!)。

 

本来この脂は髪と皮膚に潤いを与えるオイルとしての大切な役割を果たしています。

 

この脂の供給が過多になると、俗に言う”脂性”と言われる様な、テカテカ、ベトベトの状態となるのです。

 

仮にシャンプーなどで念入りに脂分をとってもすぐにこの皮脂腺から油が供給されることになります。

 

これは、人間の体が持つ本能的な機能と言えるでしょう。

 

ちなみに私などは、明らかに供給過多の”脂性”タイプとなります。

 

逆に、高齢になると、この”皮脂腺”が衰え、皮脂の供給量が減少するため皮膚が乾燥しやすく、髪が痛みやすくなります。

 

このハゲの原因の一つと言われる”皮脂”については後日詳しく述べることにします。

 

 

この他には、”毛包”の全体に渡って、”内毛根鞘”と”毛幹”を包み込む様に存在しているのが”外毛根鞘”で、実は皮膚の表皮とつながっています。

 

と、言うかもともとは”表皮”が”毛包”へと変化していく過程で表皮が”真皮”方向へくびれてゆく形で”外毛根鞘”となっています。

 

”外毛根鞘”には中ほどに”立毛筋”があります。

 

これは興奮した時や寒い時などに毛を逆立てさせる役目を果たしています。

 

また、その下側には”膨大部”といわれる膨らんだ部分があり、この部分に毛の再生機能、つまり毛が一端抜け落ちても再び生まれ変わることになるおおもとの細胞である”幹細胞”が存在していると考えられています。

 

この辺りは毛のサイクルのところで再度説明します。

 

以上が毛包の仕組みです。

 

この毛包全体を1つのユニットと考え、このユニットから毛が生えると考えて良いでしょう。

 

ちなみに皮膚からこの毛包1ユニットを取り出して、別の場所に移植しても毛は生えてきます。

 

このことから、毛を作るのに必要なひととおりの要素がすべて毛包組織に含まれていると考えられる訳です。

 

だいたい、毛がどんな風になっているのかがつかめたでしょうか?

 

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育毛専門家【ネオハゲ】プロフィール

47歳IT業界に努めるハゲリーマン。41歳に、まだまだイケているイケメンと思っていたが、前頭頂部の根元の頭皮が透けて見え始めた・・。危機感を抱く中、あることに気づき実践。徐々に元の状態に生い茂った!その後、自分の毛髪復活の経験を活かし、育毛コンサルタントとして全国から多くの悩み相談、アドバイスを行っており、150人の悩めるハゲ男性、ハゲ予備軍男性の声を聴いてきました。当ブログでは私自身が経験した脱毛と、脱毛を克服した施策を中心に、育毛に関する有益な情報を提供していきたいと思っています。

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